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カスタムワールド | Custom World AN-BU custommotors

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Royal Enfield-改 by AN-BU custommotors
ロイヤルエンフィールド・カイ by アンブ・カスタムモータース
2023年3月、大阪モーターサイクルショーで世界初公開したのが「Royal Enfield-改 (ロイヤルエンフィールド・カイ)」。
愛知県名古屋市を拠点とするカスタムファクトリー「AN-BU Custom Motors (アンブ・カスタムモータース) 」の代表である藤田浩一(ふじた・こういち)氏が製作したカスタムバイクです。

この車両は、ロイヤルエンフィールドが初めて日本拠点のカスタムバイクビルダーとコラボレーションし製作したカスタムバイクであり、日本から世界に発信したのも初めてとなります。

カフェレーサースタイルと、排気量648cc空冷4ストローク並列2気筒エンジンを採用したロイヤルエンフィールド「Continental GT 650」をベースに製作。「AN-BU Custom Motors」の藤田氏によって、1970年代から1980年代にかけて耐久レースなどで活躍したレーシングマシンが持つ、スピード感あふれるスタイルにカスタムされています。

アルミ鋼鈑から叩き出して成型したフューエルタンクは細く長く、どの角度から見ても美しいラインで構成。その燃料タンクを支えるフレーム上部は、タンク形状に合わせ、1970年代から1980年代に活躍したレーシングマシンのフレームレイアウトをモチーフに再構築されています。しかしステアリングヘッド周りや、エンジンマウントを含むフレームのダウンチューブ、スイングアームのピボットポイント周りはスタンダード・フレームを流用しています。またフロントフォークはKAYABA製で、80年代のレーシングマシンに多く採用されていた38mm径を選択。そのフロントフォークとフレームを繋げる三つ叉は、そのKAYABA製フロントフォークに合わせて設計するとともに、藤田氏がイメージするスポーツライディングを実現するためにフォークピッチ(フロントフォークを配置する幅)やフォークオフセット(2本のフロントフォークとステアリングステムで構成する二等辺三角形の高さにあたる部分)も専用設計されています。
オリジナルで製作したカーボン製カウルには、AN-BUのカスタムバイクでは定番となっている、カウル中央からオフセットした場所にヘッドライトを配置。イメージソースは80年代の耐久レーサーです。しかしカーボン繊維を目立ちすぎないよう、そのカウル表面にはマットブラックの塗料が絶妙な濃度でペイントされています。そのカウルから少しだけエキゾーストパイプが見えるよう、カウルの形状や配置、エキゾーストパイプは藤田氏によって緻密にデザインされています。エキゾーストパイプは、管長を長く取るために、蛇がトグロを巻くように複雑なレイアウトでカウル中に収められています。
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