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HISTORY

Royal Enfield Since 1901ロイヤルエンフィールドの歴史

1891年
1891年、実業家ボブ・ウォーカーとアルバート・エディがレディッチ・ハントエンドのジョージ・タウンゼンド社を購入。タウンゼンド社は針の製造工場として50年の歴史と名声を誇り、自転車製造も手掛け初めていました。
1893年
両名はミドルセックス・エンフィールドのロイヤル・スモール・アーム・ファクトリーに精密部品を供給する契約を獲得。この栄誉ある注文を祝し、彼らは社名をエンフィールド・マニュファクチャリング・カンパニー・リミテッドに変更し、ボブ・ウォーカー・スミスがデザインした初の自転車には「ザ・エンフィールド」の名称を冠しました。翌年、彼らの自転車は更に「ロイヤル・エンフィールド」と名称を変更し、トレードマークの「メイド・ライク・ア・ガン」が導入されました。
1898年
ボブ・ウォーカー・スミスが、同社初の原動機付きの乗り物をデザインします。「Quadricycle(クアドリサイクル)」として知られるその製品は、2台分の頑丈な自転車のフレームをベースに、ディオン社独自の1.5馬力エンジンを積みました。最終的に社名は、以降70年に渡り続く「ザ・エンフィールド・サイクル・カンパニー・リミテッド」と決定されました。
1900年
同社のクアドリサイクルの一台が、初の1000マイルトライアルに出場したことをきっかけに、ロイヤル・エンフィールドはモータースポーツの研究を開始します。ロンドン-エディンバラ間を往復する、過酷なクロスカントリールートを辿るこのイベントは、英国の人々に動力を持つ車両の可能性を大いに確信させました。
1901年
初のロイヤル・エンフィールド・モーターサイクルが製造されます。ボブ・ウォーカー・スミスとフランス人ジュール・ゴティエの設計による車両は、ステアリングヘッドにミネルバ製1.5馬力エンジンを搭載。リアホイールは、長尺の革ベルトで駆動されました。
1909年
スタンレーサイクルショーにて、ロイヤル・エンフィールド初となる、スイス製297ccモトサコッシュエンジンを用いたVツインを発表。同モデルは翌年、ジョン・オー・グローツからランド・エンド・トライアルまで、数多くの大会で成功を収めます。
1914年
ロイヤル・エンフィールド初の、2ストローク・モーターサイクルが本格的に製造されました。英国が第一次世界大戦に参戦すると、同社最大排気量となる770cc、6馬力、Vツインの製造が優先されます。戦時下において、同社のバイクは、英国、ベルギー、フランス、米国、帝国ロシア軍にも供給されました。
1924年
継続的な開発によって、モデルレンジは8モデルに増えます。これには、ロイヤル・エンフィールド初の350ccOHV4ストロークバイクで、足によるギアチェンジ装置を採用したスポーツモデル351が含まれます。また、ユニークな225cc2ストロークステップスルーの「レディーモデル」が導入されたのもこの時です。
1926年
レディッチの18エーカーの工場で、大規模火災が発生。同社の消防隊が工場全体を包み込む炎に対処しました。
1928年
ロイヤル・エンフィールドは時代遅れとなったフラットタンクに代わり、サドルタンクを採用します。また、フロントフォークシステムを、ドルイドデザインからセンター・スプラング・ガーダー・フォークに初めて変更したメーカーの一社でもあります。
1930年
この10年は225cc2ストロークモデルAから976ccのVツインモデルKまで、幅広く11種類のモデルを展開します。ドライサンプ潤滑の新型350と500ccサイドバルブ、オーバーヘッドバルブマシンも誕生します。
1932年
伝説のバイク「バレット」が誕生し、1932年11月、ロンドンで行われたオリンピアモーターサイクルショーにてお披露目されます。250、350、500ccとタイプは3種類。すべて傾斜型「スローパー」エンジン、ツインポートシリンダーヘッド、フット操作ギアチェンジ、高圧縮ピストンを搭載しました。
1933年
創業者兼共同経営社のボブ・ウォーカー・スミスが逝去。数年に渡り同氏と共に経営に当たってきた息子、フランク・スミス少佐が、エンフィールド・サイクル・カンパニーの全権を持ちます。
1933年
画期的なモデルZ「サイカー」を販売開始。通勤に便利なこの148cc2ストロークは、完全密閉型エンジンとライダーを悪天候から守るレッグシールドを採用しました。
1936年
500ccバレットは、アップライトエンジンと4バルブシリンダーヘッドを持つモデルJFの発売によって大きく変わります。また、特注でブロンズ製シリンダーヘッドを持つスポーツバージョンも用意されました。
1939-45年
第二次世界大戦中、ロイヤル・エンフィールドは数多くの軍用バイク、自転車、発電機、対空火器予測システムなどを供給しました。中でも最も象徴的なモデルはフライング・フリーとして知られる、125cc「エアボーン」バイクです。この126cc2ストロークは特製のバラシュートクレードルに積載し、空挺部隊と共に敵の背後に投入することが出来ました。
1948年
1948年2月のコルモアカップトライアルで、革新的な油圧スイングアームをリア・サスペンションに装備した、戦後の350ccバレットプロトタイプが発表されます。2台のバレットは、1948年ISDT(インターナショナル・6デイ・トライアル、イタリア開催)において優勝した英国チームの一員でした。2人のライダーは共に金メダルを獲得します。
1949年
英国で新型の350ccバレット、500ccツインモデルを発表。2台は共通のフレーム、スイングアームサスペンション、テレスコピックフロントフォーク、そしてギアボックスを持ちます。K.T.サンダラム・アイアが、ロイヤル・エンフィールドを含む英国バイクをインドに輸入するため、マドラス・モータースを設立しました。
1952年
ロイヤル・エンフィールドのスターライダー、ジョニー・ブリテインが、栄誉あるスコティッシュ・6デイ・トライアルを、350ccバレット(HNP331)で優勝。
1952年
マドラスモータースが、インド陸軍から500台の350ccバレットを受注。バイクは1953年初頭レディッチから届けられ、その頑丈さとメンテナンス性において大成功を収めました。
1955年
レディッチの企業がインドのマドラス・モータースと提携し「エンフィールド・インディア」を設立。マドラス近郊のティルボッティユールにおいて専用工場を建設します。
1956年
ティルボッティユールの工場が稼働、ライセンス契約に基づきバレットの生産が始まります。当初これらのマシンは英国よりキットの形で送られ、マドラス工場で組み立てられていました。この年の終わりには、163台のエンフィールドインディアバレットが製造されます。
1957年
ジョニー・ブリテインがスコティッシュ・6デイ・トライアルでバレットに乗って2度目の優勝を飾り、ブリティッシュトライアルチャンピオンシップにおいてもトップを獲得。250ccクルセーダーモデルが英国で発売されます。このモデルは13馬力で、ユニット構造エンジンとコイル点火式オルタネーターを搭載していました。
1964年
象徴的な一台となるコンティネンタルGTカフェレーサーが発売され、ジャーナリストチームが、シルバーストーンサーキット8周を含めてジョン・オー・グラッツからランズエンドまでを24時間以内で走りきり大絶賛を受けます。このGTモデルはファイバーグラス製のレーシングガソリンタンク、クリップオンハンドルバー、リアセット、ハンプ付きレーシングシート、レブカウンター、スイープバックエグゾーストなどを備えていました。
1967年
年頭には250ccのコンティネンタルGTと736ccインターセプターの2モデルのみの製造となり、ロイヤル・エンフィールドのレディッチ工場は閉鎖。デベロッパーに売却されました。インターセプターの製造については、ブラッドフォード・オン・エイボン近郊のアッパーウエストウッドにあるエンフィールドの地下施設において、1970年6月まで続けられました。
1977年
エンフィールド・インディアが、350ccバレットの英国向け輸出を開始。クラシックバイクファンの支持を受けて販売は急速に伸びました。
1989年
新型の24馬力500ccバレットが発表されました。このバイクは主に輸出市場向けに製造され、クラシック、デラックス、スーパースターの3モデルが用意されました。
1993年
エンフィールド・インディアは、世界初の量産ディーゼルバイクを開発します。エンフィールドディーゼルとして知られ、好燃費の325ccパワーユニットがスタンダードバレットローリングシャシーに搭載されました。
1994年
商用車・トラクターメーカーのアイシャー(Eicher)グループが、エンフィールド・インディアリミテッドを取得します。アイシャーは1948年にインドで設立された企業で、社名をロイヤル・エンフィールド・モータース・リミテッドに改称しました。
1997年
40台のロイヤル・エンフィールドが、世界最高の標高を有する道路「カルドゥンラ峠」に登りました。これは最難関の地形を走破するライドの前例となると共に、毎年開催されるヒマラヤ・オデッセイ・ライドへの布石となりました。
1999年
オーストリアAVL社のデザインにより、ラジャスタン州ジャイプール近郊のロイヤル・エンフィールド新工場において、350ccオールアルミ製リーンバーンバレットエンジン、A350の製造が開始されました。
2001年
ジャバルプルのインド陸軍信号部隊のバイクチーム「デアデビルズ」が、10台の350ccバレットの上で201名による人間ピラミッドを作り、200m以上を走って世界記録を達成します。
2002年
スタイリッシュなリーンバーンクルーザー「サンダーバード」発表。1960年以来ロイヤル・エンフィールドで初となる5速ギアボックスを搭載。ロイヤル・エンフィールドオーナーズクラブ主催のイベント「レディッチ・リビジテッド」において、1000台以上の様々な年代のロイヤル・エンフィールドが、レディッチに集結しました。
2004年
500ccのアロイ製リーンバーンエンジンを搭載した輸出用バレット「エレクトラX」発売。レトロスタイルの「バレット・マスキモ」は、TNSオートカーサーベイにおいて「No.1クルーザー」の称号を手にしました。
2005年
ロイヤル・エンフィールドはインドで50周年を迎え、サンダーバードとバレット・エレクトラの記念モデルと、「ザ・レジェンド・ライド・オン」(コーヒーテーブルブック)を発売しました。
2008年
サンダーバード・ツインスパークがインドで新ユニット・コンストラクション・エンジン(UCE)を発売開始。ロイヤルエンフィールドは、インド初の500ccEFIとなる、ユーロⅢ対応クラシックバイクを、欧州市場向けに投入しました。
2009年
500ccUCEエンジンをインドで発売開始。レトロスタイリングのクラシックバージョンは瞬く間にカルト的地位を得て、販売も急増しました。
2011年
世界中のロイヤル・エンフィールドライダーを対象に「ワンライド」イベント開催。毎年4月の最初の日曜日に開催されます。ロイヤル・エンフィールドは、新工場建設に向けてオラガダムに50エーカーの土地を取得しました。工場主催の旅行「ツアーネパール」は、初めてネパール国境を越えます。
2012年
ロイヤル・エンフィールドが初のハイウェイクルーザー、オールブラック・サンダーバード500を発売。新設オラガダム工場建設が順調に進む傍ら、ティルボッティユール工場では11万3,000台の生産という新記録を樹立しました。
2013年
タミルナドゥ州オラガダム工場で製造開始。この最先端工場はロボット塗装設備を整え、ロイヤル・エンフィールドの世界進出において中核となるものです。
2013年
初のカフェレーサー発売から48年が経過し、ロイヤル・エンフィールドは新型のコンティネンタルGTを発表します。ハリス・パフォーマンスデザインによるクレイドルフレームと535ccUCEエンジン。この新型カフェレーサーは数多くのカスタムビルドの出発点です。
2014年
ロイヤル・エンフィールドは、ニューデリー・カーンマーケットに世界初のエクスクルーシブギアショップをオープン。
2015年
英国の著名なモーターサイクルデザイン・製造企業であるハリス・パフォーマンスを買収し、エンジニアリングとプロダクトデザインを強化。
2015年
ロイヤル・エンフィールド・ノース・アメリカ設立。ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社をおき、インド以外で初の直営販売子会社となります。
2016年
ロイヤル・エンフィールド初のアドベンチャーバイク、「ヒマラヤン」デビュー。新型411ccSOHCエンジンとロング・リーチ・サスペンションを有し、あらゆる道を走破するアドベンチャーライダー向けに開発されました。
2017年
英国レスター近郊のブルンティングソープ施設に、ロイヤル・エンフィールド・テクノロジー・センターオープン。100名以上のエンジニア、デザイナー、テスターのチームが研究開発や長期戦略立案を行います。
2017年
第三工場での生産開始。チェンナイ近郊のヴァラムヴァダガルの世界クラスの製造施設では、ロイヤル・エンフィールドの350ccマシンを生産します。
2017年
イタリア・ミラノで開催されたEICMAモーターサイクルショーとインド・ゴアで開催されたライダーマニアにおいて、新型650ccロイヤル・エンフィールドインターセプターと、コンチネンタルGTが発表されました。また、ロイヤル・エンフィールド初となるカフェ、ロイヤル・エンフィールドガレージカフェをゴア州バガにオープンしました。
2018年
イギリスのダックスフォードにある帝国戦争博物館において、第二次世界大戦のロイヤル・エンフィールドフライングフリーをオマージュした、ロイヤル・エンフィールドクラシック500ペガサスが発表されました。世界1000台限定販売で、インド国内向けの250台はわずか3分で完売しました。
2018年
カリフォルニア出身の18歳のレーサー、ケイラ・リヴァは、ボンネビル・ソルトフラッツで開催されたスピードウィークにおいて、時速157.053マイルの新記録を樹立しました。彼女の駆るコンティネンタルGT650は、ボンネビル向けに特別に準備された一台で、S&Sサイクルエンジンチューニングと、ハリスパフォーマンスフレームが使われています。
2018年
1930年代後半の1140cc KX Vツインからデザイン面でのヒントを得た838cc KXコンセプトVツインは、英テクノロジーセンターのデザインチームの能力を誇示するものでした。インテグレーテッドヘッドライトを備えたガーダーフォーク、シングルシートソフテイルリアが披露されると、EICMAで大きな注目を集めました。
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